SES営業の課題を解決する方法とは?仕組み化とツール活用で属人化を防ぎ成果を上げる方法を紹介
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SES営業の課題を解決する方法とは?仕組み化とツール活用で属人化を防ぎ成果を上げる方法を紹介

公開日:2026/02/26最終更新日:2026/02/26
【この記事の結論】
  • SES営業の課題解決にはCRM等での情報一元管理が有効で、チーム全体の生産性と対応スピードを向上させます。
  • 専用ツールの活用で勤怠管理や請求処理を自動化すれば、事務負担が軽減され新規開拓などのコア業務に集中できます。
  • 定型業務のルーティン化や営業マニュアルの整備により、属人化を防ぎ新人教育にかかる時間を大幅に短縮できます。
  • 成約率を上げるには、営業担当者がエンジニアの面談準備をサポートしスキルシートを具体的に改善することが重要です。
  • 定期的な面談を通じた密なコミュニケーションが、エンジニアの離職防止と顧客との信頼関係構築に大きく寄与します。


SES営業の現場では、案件獲得が思うように進まない、情報が属人化している、クライアントやエンジニアとの関係性が悪化しているなど、さまざまな課題を抱える担当者が少なくありません。


IT人材の需要が高まる一方で、競争も激化しており、従来の営業スタイルだけでは成果につながりにくい状況が生まれています。SES営業の課題を解決するには、業務プロセスの見直しと仕組み化、そして適切なツールの活用が欠かせません。

本記事では、SES営業担当者が直面しやすい課題とその具体的な解決策を、営業側とエンジニア側の両方の視点から詳しく解説します。


目次
  1. 1.SES営業の主な業務内容とは
    1. SES営業の基本的な仕事の流れ
    2. リード獲得から契約締結までのプロセス
    3. エンジニアのアサインとフォローアップ
  2. 2.SES営業担当者が抱えがちな課題
    1. 業務量が多く営業活動に集中できない
    2. 新規開拓や案件獲得がうまくいかない
    3. 情報の属人化でノウハウが共有されない
    4. 新人・後輩の教育に時間を割けない
    5. クライアントやエンジニアとの信頼関係の悪化
  3. 3.SES営業担当者が抱えている課題を解決するコツとは
    1. 情報を一元管理する
    2. 業務をルーティン化する
    3. 営業マニュアルを作成する
    4. 情報の共有を行う
    5. 定期的なコミュニケーションで信頼関係を構築する
  4. 4.案件が決まらないエンジニア側の原因と対処法
    1. 顔合わせ・面談の準備不足を事前にフォローする
    2. スキルシートをブラッシュアップして提案力を高める
    3. キャリアに寄り添うヒアリングを行う
    4. 現場トラブルを未然に防ぐリスク管理
  5. 5.SES営業の生産性を上げるために管理ツールを活用しよう
    1. CRM・SFAで案件管理と進捗を可視化する
    2. スキルシート管理の自動化でマッチング精度を向上させる
    3. 勤怠・契約・請求の一元管理でバックオフィス負担を軽減する
  6. 6.新規開拓を成功させるSES営業の戦略
    1. ターゲットリストの作成と優先順位付け
    2. 開封率・返信率を上げるメール営業のコツ
    3. 既存顧客からの紹介で開拓を加速する
  7. 7.まとめ

1.SES営業の主な業務内容とは

この章では、SES営業の基本的な業務フローを整理し、リード獲得から契約締結、エンジニアのアサインとフォローアップまでの一連の流れを解説します。

SES営業の基本的な仕事の流れ

SES営業とは、クライアント企業にエンジニアの技術力を提供するシステムエンジニアリングサービスの営業活動全般を指します。その業務範囲は非常に広く、新規顧客の開拓から既存顧客へのフォロー、エンジニアのマッチングや契約管理まで多岐にわたります。

具体的には、顧客ニーズのヒアリング、案件要件の整理、自社エンジニアのスキルとのマッチング、提案書作成、面談設定、契約交渉、参画後のフォローという流れで進行します。この一連のプロセスをスムーズに回すことが、SES営業の成果に直結します。

リード獲得から契約締結までのプロセス

SES営業の出発点は、エンジニアを必要とする企業との接点を作ることです。

リード獲得の方法としては、既存顧客からの紹介、テレアポ、メール営業、ウェブ問い合わせ、ビジネスマッチングイベントへの参加などがあります。

リードを獲得した後は、クライアント企業の担当者と打ち合わせを行い、必要なスキルセット、開発言語、プロジェクト期間、チーム体制などの要件を詳細に確認します。要件が明確になったら、自社のエンジニアデータベースから適切な人材を選定し、スキルシートを作成してクライアントに提案します。


クライアントとエンジニアの顔合わせで双方が合意すれば、契約締結へと進みます。

エンジニアのアサインとフォローアップ

契約締結後も、SES営業の仕事は終わりではありません。エンジニアの参画日調整や契約書類の作成といった事務作業に加え、稼働開始後のフォローアップが重要な業務となります。

定期的な面談やコミュニケーションを通じて、エンジニアが現場で問題なく業務を遂行できているか、クライアント側に不満がないかを確認します。問題が発生した場合は早期に対処し、双方の信頼関係を維持することが求められます。

また、契約更新時期が近づいたら延長交渉や単価交渉を行うのもSES営業の役割です。このような継続的なフォローが、長期的な取引関係の構築につながります。

2.SES営業担当者が抱えがちな課題

この章では、多くのSES営業担当者が直面している代表的な課題を整理し、その原因と影響について解説します。

業務量が多く営業活動に集中できない

SES営業担当者は、本来の営業活動以外にも多くの業務を抱えています。契約書類の作成、勤怠確認、請求処理、エンジニアとの面談調整など、付随業務が膨大になりがちです。

その結果、新規開拓や提案活動といったコア業務に十分な時間を割けず、成果が上がりにくい状況に陥ります。営業担当者一人あたりの担当エンジニア数が増えるほど、この傾向は顕著になります。

業務効率化を図らなければ、優先順位の高いタスクが後回しになり、機会損失が発生するリスクが高まります。

新規開拓や案件獲得がうまくいかない

新規顧客の開拓がうまく進まないという課題も、多くのSES営業担当者が抱えています。取引先の数がエンジニアの数に対して少なければ、いくら優秀な人材を抱えていても案件とのマッチングが成立しません。

また、アプローチの方法が非効率であったり、ターゲティングが曖昧であったりすると、商談化率が低くなります。さらに、提案の質が低い場合やクライアントのニーズを正確に把握できていない場合も、案件獲得につながりにくくなります。

新規開拓を成功させるには、戦略的なアプローチと営業プロセスの見直しが必要です。

情報の属人化でノウハウが共有されない

営業活動に関する情報が個人の中に閉じており、チーム全体で共有されていないケースは少なくありません。担当者ごとに顧客情報やエンジニア情報を別々に管理していると、異動や退職時に引き継ぎがうまくいかず、取引が途絶えるリスクがあります。

また、成功事例や効果的な営業トークなどのノウハウが共有されなければ、組織全体の営業力向上にはつながりません。属人化を解消するには、情報を一元管理できる仕組みと、定期的な情報共有の場を設けることが重要です。

新人・後輩の教育に時間を割けない

日々の業務に追われるSES営業担当者にとって、新人や後輩の教育は後回しにされてしまう課題です。SES業界は技術トレンドの変化が早く、営業担当者自身も常に知識をアップデートする必要があります。

そのような状況で教育まで手が回らないのは自然なことですが、放置すれば新人の成長が遅れ、組織全体の生産性低下につながります。教育の効率化には、営業マニュアルの整備や動画教材の活用、OJTの仕組み化が有効です。

クライアントやエンジニアとの信頼関係の悪化

クライアントやエンジニアとの信頼関係が悪化する原因は、コミュニケーション不足や期待値のズレ、トラブル発生時の対応遅れなど多岐にわたります。たとえば、エンジニアの欠勤や現場でのトラブルをクライアントに迅速に報告しなかった場合、信頼を大きく損ないます。


また、エンジニア側も営業との連携がうまくいかないと不満を感じ、離職につながる可能性があります。信頼関係を維持するには、定期的なコミュニケーションと迅速かつ誠実な対応が不可欠です。

3.SES営業担当者が抱えている課題を解決するコツとは

この章では、SES営業の課題を解決するための具体的なコツを5つ紹介し、業務効率化と成果向上のポイントを解説します。

情報を一元管理する

SES営業の課題解決において、情報の一元管理は最も基本的かつ効果的な施策です。顧客情報、エンジニアのスキル情報、案件の進捗状況、契約内容などを一つのプラットフォームで管理することで、必要な情報に素早くアクセスできるようになります。

たとえば、クライアントから急ぎの案件依頼があった場合でも、条件に合うエンジニアをデータベースから即座に抽出して提案できます。情報が散在している状態では、確認作業に時間がかかり、対応スピードが落ちてしまいます。

CRMやSFAなどの管理ツールを活用し、チーム全員がリアルタイムで情報を共有できる環境を整えましょう。

業務をルーティン化する

日々発生するさまざまな業務を効率的にこなすには、業務のルーティン化が効果的です。


たとえば、週次でエンジニアの稼働状況を確認する日を決める、月初に契約更新が近いエンジニアをリストアップするなど、定型業務をスケジュール化することで抜け漏れを防げます。ルーティン化によって作業手順が明確になれば、業務の属人化も解消されやすくなります。

また、突発的なトラブルが発生した場合でも、通常業務が滞りなく進んでいれば対応に余裕が生まれます。まずは自身の業務を洗い出し、定型化できるものを見つけることから始めてみてください。

営業マニュアルを作成する

営業マニュアルを作成しておくと、新人の教育にかかる時間を大幅に短縮できます。


マニュアルには、営業活動の進め方や、よく聞かれる質問への答え方、トラブルが起きたときの対処手順、クライアントとやり取りする際の注意点などをまとめておきます。新人はわからないことがあればマニュアルを見て確認できるため、先輩に何度も同じことを聞かなくても済むようになります。


マニュアルを作る過程では、ベテラン担当者が「当たり前」と思ってやっていたことを文章にする必要があります。この作業を通じて、これまで言葉にされてこなかったコツやノウハウが形になり、チーム全体で共有できるようになります。


一度作って終わりではなく、新しい事例や気づきがあれば随時内容を更新していくことで、マニュアルの実用性が保たれます。

情報の共有を行う

SES営業では、チーム内での情報共有が案件成約率に直結します。クライアントとのやり取り、エンジニアの状況、案件の進捗などをチーム全員が把握できる状態にしておくことで、担当者不在時のカバーや引き継ぎがスムーズになります。

情報を共有する手段としては、SlackやTeamsなどのチャットツールを使う方法や、週次・月次の定例ミーティングで報告し合う方法があります。情報共有のルールを明確にし、全員が同じ基準で記録・報告を行うことが大切です。

属人的な管理から脱却し、チームとしての営業力を高めましょう。

定期的なコミュニケーションで信頼関係を構築する

クライアントやエンジニアとの信頼関係は、日頃からのコミュニケーションの積み重ねで築かれます。エンジニアに対しては、月に1回や2週間に1回のペースで面談の機会を設け、仕事の状況や困っていることがないかを聞くようにしましょう。


ちょっとした不満や違和感を早い段階で拾い上げることで、大きな問題に発展する前に対処できます。クライアントに対しても、案件の進み具合を報告したり、新たなニーズがないかを確認したりする機会を定期的に作ることで、「この会社なら安心して任せられる」という印象につながり、次の案件を依頼してもらいやすくなります。


こうしたやり取りを地道に続けることが、長く付き合えるビジネス関係を作るうえで必要です。

4.案件が決まらないエンジニア側の原因と対処法

この章では、案件がなかなか決まらない原因がエンジニア側にある場合の具体的な対処法を解説します。

顔合わせ・面談の準備不足を事前にフォローする

エンジニアの案件が決まらない原因として多いのが、クライアントとの顔合わせや面談における準備不足です。案件の内容を把握していない、自己紹介がうまくできない、質問への回答が曖昧といった状態では、クライアントに不安を与える可能性が高いです。

営業担当者は事前にエンジニアと打ち合わせを行い、案件概要の確認、想定質問への回答練習、自己紹介のブラッシュアップなどをサポートしましょう。面談で重視されるポイントを共有し、エンジニアが自信を持って臨めるよう準備を整えることが成約率向上につながります。

スキルシートをブラッシュアップして提案力を高める

スキルシートは、エンジニアの経験や能力をクライアントに伝えるための重要な書類です。しかし、内容が整理されていなかったり、アピールポイントが不明確だったりすると、エンジニアの魅力が伝わりません。

営業担当者は、エンジニアと一緒にスキルシートを見直し、案件に合わせたカスタマイズを行いましょう。具体的には、担当したプロジェクトの規模や役割、使用技術、成果などを具体的な数値や事例で記載することで説得力が増します。

クライアントが「この人なら任せられる」と感じるスキルシート作成を目指しましょう。

キャリアに寄り添うヒアリングを行う

エンジニアのモチベーションやパフォーマンスは、キャリアの方向性と案件内容の一致度に大きく影響されます。営業担当者は案件紹介の前に、エンジニアが今後どのような技術を身につけたいか、どのようなプロジェクトに携わりたいかをヒアリングしましょう。

希望に沿った案件を紹介することで、エンジニアのモチベーションが高まり、面談でのアピール力も向上します。また、キャリアに寄り添う姿勢を見せることで、エンジニアとの信頼関係も深まり、長期的な定着にもつながります。

現場トラブルを未然に防ぐリスク管理

エンジニアが参画した後も、スキルのミスマッチや人間関係の問題、勤怠の乱れといった現場トラブルは起こる可能性があるため、あらかじめ想定しておくことが大切です。

営業担当者は、参画前にエンジニアと現場環境やプロジェクト内容について十分に情報共有し、懸念点があれば事前に対処します。参画後も定期的にコンタクトを取り、小さな変化を見逃さないようにしましょう。

問題が発生した場合は迅速にクライアントとエンジニアの間に立ち、解決に向けた調整を行うことが信頼維持につながります。

5.SES営業の生産性を上げるために管理ツールを活用しよう

この章では、SES営業の生産性向上に効果的な管理ツールの活用方法を、具体的な機能とメリットとともに解説します。

CRM・SFAで案件管理と進捗を可視化する

SES営業の効率化には、CRM(顧客管理システム)やSFA(営業支援システム)の導入が効果的です。これらのツールを使えば、顧客情報や商談の状況、案件の進捗をリアルタイムで確認できるようになります。


営業担当者は、どの案件が今どの段階にあるのかをひと目で把握できるため、優先順位をつけて動きやすくなります。過去の商談履歴や顧客とのやり取りも記録として残るので、担当者が異動や退職をしても引き継ぎがスムーズに進みます。


SES業界やフリーランスエージェント向けに特化したCRMとしては、FreelanceBase(フリーランスベース) のようなサービスもあり、案件管理やエンジニア情報の一元化に役立ちます。


こうしたツールを活用してデータをもとに営業活動を進めることで、個人の経験や勘に頼らない、組織としての営業体制を整えることができます。

スキルシート管理の自動化でマッチング精度を向上させる

エンジニアのスキルシートを効率的に管理し、案件との自動マッチングを行う機能を持つツールも登場しています。従来、スキルシートはExcelやスプレッドシートで個別に管理されることが多く、検索や更新に手間がかかっていました。

専用ツールを導入することで、エンジニアのスキル情報をデータベース化し、案件の条件に合致する人材を素早く抽出できるようになります。マッチング精度が向上すれば、クライアントへの提案スピードも上がり、成約率の改善が期待できます。

勤怠・契約・請求の一元管理でバックオフィス負担を軽減する

SES営業担当者の仕事は、営業活動だけにとどまりません。エンジニアの勤怠確認や契約書の作成、請求処理といった事務作業も日常的に発生します。これらをExcelや紙ベースでバラバラに管理していると、どうしても手間がかかり、入力ミスや確認漏れも起きやすくなります。


SES業務に特化した管理ツールを使えば、勤怠データの集計から請求書の発行までを一つの画面で完結できるため、作業時間を大きく削減できます。事務作業に追われる時間が減れば、その分を新規開拓やクライアント対応に回せるようになり、結果として営業成果にもつながりやすくなります。

6.新規開拓を成功させるSES営業の戦略

この章では、SES営業における新規開拓を成功に導くための具体的な戦略とアプローチ方法を解説します。

ターゲットリストの作成と優先順位付け

新規開拓を効率的に進めるには、ただ単にアプローチするのではなく、ターゲットリストを作成して優先順位をつけることが重要です。まずは自社の強みを活かせる業界や企業規模を明確にし、そこに該当する企業をリストアップします。

リスト作成には、業界データベースや企業情報サービス、既存顧客からの紹介情報などを活用します。リストができたら、案件発生の可能性が高い企業や、自社エンジニアのスキルとマッチしやすい企業を上位に設定し、優先的にアプローチしましょう。

限られた営業リソースを効果的に配分することで、成果につながりやすくなります。

開封率・返信率を上げるメール営業のコツ


メール営業は一度に多くの企業へアプローチできる効率的な方法ですが、そもそも開封されなければ読んでもらえません。開封率を上げるには、件名の工夫が重要です。


たとえば「〇〇業界向け開発支援のご提案」のように、相手の業界や課題に関係がありそうだと思わせる件名にすると、目に留まりやすくなります。本文は長々と書かず、自社が何をできるのか、相手にとってどんなメリットがあるのかを端的に伝えましょう。


返信をもらいやすくするためには、「少しでもご興味があればお気軽にご返信ください」といった、相手が気軽にアクションを起こせる一言を添えるのも効果的です。一度送って終わりではなく、数日後にフォローのメールを送ることで返信につながるケースも少なくありません。


以下に、SES営業で使えるメールテンプレートを紹介します。

自社の状況に合わせてアレンジしてご活用ください。


SES営業向けメールテンプレート例

件名:〇〇業界での開発支援についてのご提案|株式会社△△


本文:

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

株式会社□□

ご担当者様


突然のご連絡失礼いたします。

株式会社△△の(氏名)と申します。


貴社のホームページを拝見し、〇〇領域での開発を積極的に

進められていると知り、ご連絡いたしました。


弊社は、〇〇業界を中心にエンジニアの技術支援を行っており、

Java/Python/AWSなどの領域で即戦力となる人材をご紹介しております。

もし現在、開発体制の強化や人材確保でお困りのことがあれば、

貴社のお力になれるかもしれません。


ご興味をお持ちいただけましたら、まずは情報交換の場として

15〜30分ほどお時間をいただけますと幸いです。


お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

株式会社△△

(氏名)

TEL:03-XXXX-XXXX

Mail:xxxxx@xxxxx.co.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

既存顧客からの紹介で開拓を加速する

新規開拓において、既存顧客からの紹介は非常に有力なチャネルです。長期間取引を続けているクライアントであれば、自社のサービス品質やエンジニアの能力を理解しているため、信頼性の高い紹介が得られます。

紹介を依頼する際は、日頃から良好な関係を築いておくことが前提となります。定期的なフォローアップや丁寧な対応を通じて信頼を積み重ね、適切なタイミングで「お知り合いで人材をお探しの企業はありませんか」と声をかけてみましょう。

紹介経由のリードは成約率が高い傾向にあり、営業効率の向上にも貢献します。

7.まとめ

本記事では、SES営業担当者が抱えがちな課題とその解決策について、営業側とエンジニア側の両方の視点から解説しました。業務量の多さや情報の属人化、新規開拓の難しさといった課題は、情報の一元管理や業務のルーティン化、営業マニュアルの整備によって改善できます。


まずは自社の営業プロセスを振り返り、どこにボトルネックがあるのかを把握することから始めてみてください。すべてを一度に変える必要はありません。優先度の高い課題を特定し、できるところから一つずつ取り組んでいくことが大切です。


IT人材の需要が高まる中、SES業界の競争は今後も激しくなることが予想されます。営業活動の仕組み化とツール活用を進め、限られたリソースで最大の成果を出せる体制を整えていきましょう。


本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

SES営業の課題を解決する方法とは?仕組み化とツール活用で属人化を防ぎ成果を上げる方法を紹介に関するよくある質問

SES営業は、クライアント企業にエンジニアの技術力を提供する活動全般を指します。主な流れは、リード獲得からヒアリング、要件整理、マッチング、面談、契約締結まで進みます。参画後も、定期的なフォローや契約更新の交渉など、業務範囲は多岐にわたります。
主な課題は、事務作業の膨大さによる営業時間の圧迫、新規開拓の不調、情報の属人化によるノウハウの未共有です。また、新人教育への時間不足や、コミュニケーション不足による顧客およびエンジニアとの信頼関係悪化も、多くの担当者が抱える悩みです。
解決のコツは業務を「ルーティン化」することです。週次での稼働確認や契約更新のリストアップなど、定型業務をスケジュール化して抜け漏れを防ぎます。また、専用ツールで勤怠や請求処理を効率化すれば事務時間が減り、本来の営業活動に集中できる余裕が生まれます。
CRMやSFAなどの管理ツールを活用し、情報を「一元管理」することが重要です。顧客情報やエンジニアのスキル、案件進捗をチーム全員がリアルタイムで共有できる環境を整えます。これにより、担当者が不在でもスムーズな対応が可能になり、組織としての営業力が高まります。
営業活動の手順やトラブル対処法をまとめた「営業マニュアル」を整備すべきです。新人が自ら不明点を確認できるため、教育時間を大幅に短縮できます。作成過程でベテランのノウハウが言語化され、チーム全体で共有されることで、組織全体の生産性向上にもつながります。
エンジニアに対しては、月1回程度の定期面談を行い、現場での悩みや不満を早期に吸い上げることが大切です。クライアントに対しても、進捗報告や新たなニーズの確認を地道に続ける必要があります。誠実な対応を積み重ねることで、「安心して任せられる」という信頼が築かれます。
クライアントとの面談における「準備不足」が大きな原因です。案件内容の把握漏れや自己紹介の不備が、相手に不安を与えてしまいます。営業担当者は事前に打ち合わせを行い、想定質問への練習や自己紹介の見直しをサポートして、エンジニアが自信を持てる状態を作ります。
具体的な数値や事例を盛り込み、エンジニアの経験や能力が正確に伝わるように整理します。案件のニーズに合わせて内容をカスタマイズし、アピールポイントを明確にすることが重要です。クライアントが「この人なら任せられる」と判断できるような説得力のある書類を目指します。
相手の業界や課題に関係があると思わせるような、目を引く件名を工夫することが重要です。本文は自社の強みとメリットを端的に伝え、相手が返信しやすい言葉を添えます。一度で終わらせずフォローメールを送ることや、ターゲットを絞った優先順位付けも成約率向上に有効です。
エンジニア情報のデータベース化によるマッチング精度の向上や、事務作業の自動化が大きな利点です。商談履歴が残るため、担当者交代時の引き継ぎもスムーズになります。個人の経験や勘に頼らず、データに基づいた組織的な営業体制を整えることで、全体の生産性が高まります。

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この記事の監修者

SES Labo 編集部
SESLaboは、SES企業の経営者・管理職・営業担当者をはじめとするSES事業に携わるすべての方に向けて、営業戦略・エンジニア採用・契約管理・単価交渉から、業界の市場動向まで、SES事業の成長に直結する実務ノウハウや役立つ情報を日々発信しています。
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