SES顧客リストの管理方法を見直し!基礎知識から運用ルール、脱エクセルを実現する最新ツール8選まで
営業・採用

SES顧客リストの管理方法を見直し!基礎知識から運用ルール、脱エクセルを実現する最新ツール8選まで

公開日:2026/03/11最終更新日:2026/03/11
【この記事の結論】
  • クラウド管理への移行は、リアルタイムの共有により迅速な経営判断を可能にし、属人化によるリスクも解消します。
  • Excelでの顧客管理は同時編集が難しく、データの重複や属人化、情報漏洩のリスクが高まるため注意が必要です。
  • ツール選定では、事務効率化を重視するバックオフィス型か、マッチング強化を目指す営業支援型かを見極めましょう。
  • SESの顧客リストには基本情報のほか、精算方法や支払条件など業界特有の項目を設けると請求業務が効率化します。
  • 新システムへの移行前には、重複削除や表記ゆれの統一といったデータの整理を行うことで情報の品質が向上します。


SES事業において、顧客リストは単なる連絡先一覧ではなく、売上を支える最も重要な資産です。しかし、Excelやスプレッドシートでの管理を続けていると、情報の分散や更新漏れ、担当者ごとの属人化といった問題がどうしても発生してしまいます。 


事業規模が拡大し、取り扱うデータ量が増えるにつれて、従来の手法では正確な管理が難しくなり、限界を感じている企業も少なくないでしょう。


本記事では、SES企業が直面しやすい管理課題の整理から、成果につながるリスト作成・運用のポイント、クラウド化による具体的なメリットまでをわかりやすく解説します。さらに記事の後半ではExcelからの移行先として検討したい、SES特化型の顧客管理ツール8選も紹介しますので、自社の体制を見直し、業務効率と売上を同時に高めるための手引きとして参考にしてください。


目次
  1. 1.SES顧客リスト管理の現状とよくある課題
    1. Excelやスプレッドシート管理には限界がある
    2. 情報の分散・更新漏れがリスクになる
    3. 属人化によって経営判断が遅れる
  2. 2.SES顧客リスト管理に必要な基礎知識
    1. 顧客リストに最低限含めるべき情報項目
    2. 営業・管理部門・経営層それぞれの利用目的の違い
    3. 効果的な顧客リストを維持するための基本ルール
  3. 3.売上につながるSES顧客リストの作り方
    1. ターゲット企業を選定してリストを作成する
    2. エンドクライアント・SIer・パートナー別にリストを設計する
    3. 更新ルールを決めてリストの鮮度を保つ
  4. 4.SES顧客リストを改善するための運用ポイント
    1. 入力ルール統一と責任者設定による情報品質の向上
    2. 定期的な更新・確認の仕組みづくり
    3. 顧客リストと粗利管理を連動させて収益性を可視化する方法
  5. 5.クラウド化によるSES顧客リスト管理のメリット
    1. リアルタイム共有で意思決定が速くなる
    2. 過去の取引データを検索・再利用しやすくなる
    3. 顧客情報が可視化され属人化を解消できる
  6. 6.SES顧客管理ツールのタイプと選び方
    1. バックオフィス業務を効率化するタイプを選ぶ
    2. 営業・マッチング支援に強いタイプを選ぶ
    3. 自社の課題に合った機能を選定する
  7. 7.SES企業向け顧客管理(CRM)ツールおすすめ8選【比較表付き】
    1. FreelanceBase(フリーランスベース)
    2. SESクラウド
    3. 事務SOL
    4. その他おすすめツール5選
  8. 8.クラウド導入時の注意点と選定の視点
    1. 権限設定とセキュリティ対策を徹底する
    2. データ移行前に情報整理を行う
    3. SES特化型ツールと汎用ツールの違いを理解する
  9. 9.まとめ

1.SES顧客リスト管理の現状とよくある課題

この章では、多くのSES企業が抱える顧客リスト管理の問題点を整理していきましょう。

Excelやスプレッドシート管理には限界がある

Excelやスプレッドシートは導入コストが低く操作に慣れた担当者も多いため、多くのSES企業で顧客リスト管理に使われています。しかし、取引先が増えるとファイルの動作が重くなり、データの検索や抽出に時間がかかります。


また、ファイル形式のため同時編集ができず、複数担当者が更新する際はバージョン管理が混乱します。行やセルには入力限界があり、顧客数が数千件を超えると管理が難しいです。


コピーで社外に持ち出せるため情報漏洩リスクも高く、事業拡大を見据えるなら早い段階でSES顧客リストの管理方法を見直す必要があります。

情報の分散・更新漏れがリスクになる

顧客情報が複数の場所に分散していると、正確なデータに基づく営業判断ができません。SES企業では営業担当者がそれぞれ独自のリストを管理しているケースが多く、同じ企業への重複営業や最新の商談状況を確認できないまま提案するミスが発生します。


また、担当者の異動や退職時に情報が引き継がれず、過去の取引履歴や商談経緯が失われるリスクもあります。情報の分散は請求業務にも影響し、契約内容や精算条件が共有されていないと請求漏れや誤請求でクライアントの信頼を損ねる原因となります。


そのため、SES顧客リストを一元管理し、常に最新の状態を維持できる管理方法の整備が求められます。

属人化によって経営判断が遅れる

特定の担当者だけが顧客情報を持っている状態は、経営上の大きなリスクです。属人化が進むと担当者への確認なしに顧客状況がわからず、迅速な意思決定ができません。


たとえば、月末の請求処理で契約内容や精算方法を営業担当者に問い合わせが必要な状況は、業務効率を低下させます。事務担当者と営業担当者の情報共有がうまくいかず、社内の人間関係に影響するケースもあります。


経営層にとっても、売上予測や収益分析に必要なデータがリアルタイムで得られないのは問題です。SES顧客リストの管理体制を整備し、誰でも必要な情報にアクセスできる環境の構築が健全な経営判断の土台となります。

2.SES顧客リスト管理に必要な基礎知識

この章では、顧客リストに含めるべき情報項目、部門ごとの利用目的の違い、リストを維持するための基本ルールを解説します。

顧客リストに最低限含めるべき情報項目

SES企業の顧客リストには、営業活動から契約管理までを支える情報項目を網羅的に設定する必要があります。基本情報として企業名、所在地、電話番号、メールアドレス、担当者名、役職は必須です。


SES特有の項目として取引先種別・取引履歴・契約形態・案件分野・支払条件・精算方法を記録すると営業・請求業務の効率が向上します。また、最終接触日や商談ステータス、営業担当者の所感を整備すると適切なタイミングで適切なアプローチを行えます。


ただし、項目を増やしすぎると管理負担が増えるため、自社の業務フローに合わせて必要な項目を精査することが大切です。

営業・管理部門・経営層それぞれの利用目的の違い

顧客リストは、利用する部門によって求められる情報や活用方法が異なります。営業部門では新規開拓先の選定や既存顧客へのフォローアップに活用し、商談の進捗状況や次回アクション予定、過去の提案履歴を参照して効率的に営業活動を行います。


管理部門では契約書作成、請求書発行、入金確認といった業務に必要な情報として利用します。契約内容や支払条件、精算ルールが正確に記録されていると、ミスなく業務ができます。


経営層は顧客リストのデータをもとに売上分析や収益予測を行い、取引先ごとの粗利率や案件の傾向、営業活動の効率を確認して経営判断に役立てます。各部門のニーズを満たすSES顧客リストの管理方法を設計することで、組織全体の生産性向上が期待できます。

効果的な顧客リストを維持するための基本ルール

SES顧客リストの価値を保つためには、運用ルールを明確に定め、継続的にメンテナンスを行う必要があります。


まず入力ルールの統一を行うことが大切です。たとえば、企業名の表記や電話番号のハイフンの有無、日付フォーマットなどを社内で統一してデータの表記ゆれを無くしましょう。プルダウン形式で入力できる項目を増やし、入力ミスを減らす工夫も効果的です。


また、更新頻度と責任者を明確にし、誰がいつまでに情報を更新するかを決めておかないとデータの鮮度が失われます。さらに週次や月次で定期的な確認・更新の機会を設け、重複データのチェックや不要データの削除を行いましょう。

3.売上につながるSES顧客リストの作り方

この章では、ターゲット企業の選定方法、取引先タイプ別のリスト設計、更新ルールの決め方について解説します。実践的なリスト作成の手順を押さえ、営業成果につなげましょう。

ターゲット企業を選定してリストを作成する

効果的なSES顧客リストは、明確にターゲットを設定し作成することで営業効率が向上します。


新規開拓先はエンドクライアント(自社でプロダクト開発を行う企業)、大手SIer、パートナーSES企業の3種類に分けられます。まず自社の強み(得意な技術領域、対応可能なエンジニア規模など)を整理し、どのタイプの企業にアプローチするかを決定します。


具体的な管理方法は候補先企業の公式サイトを調査し、基本情報・連絡先・営業優先度をリスト化します。また、業種・企業規模・所在地などで絞り込み、自社サービスとマッチしそうな企業を優先的にリストアップします。


リスト完成後は優先度の高い企業から順にアプローチを開始し、営業活動の結果も記録することで次の施策に活かせるデータになります。

エンドクライアント・SIer・パートナー別にリストを設計する

取引先のタイプによってアプローチ方法や管理すべき情報が異なるため、SES顧客リストを分けて設計することが良いでしょう。エンドクライアント向けでは事業内容、開発中のプロダクト、採用しているテクノロジー、直接取引の可否などを重点的に記載します。


エンドクライアントとの直接取引は中間マージンが発生せず収益性が高いため、長期的な関係構築が重要です。SIer向けでは得意とする業界・領域、案件の規模感、求めるエンジニアのスキルレベル、既存の取引実績などを管理します。


大型案件の獲得につながる可能性があるため、長期的な繋がりを意識した情報管理が求められます。パートナーSES企業向けでは取り扱う案件の傾向、協業の可能性、情報交換の頻度などを記録し、相互に案件や人材を紹介し合える関係を構築することでビジネスチャンスが広がります。

更新ルールを決めてリストの鮮度を保つ

SES顧客リストは作成して終わりではなく、継続的な更新によって価値を維持する必要があります。更新ルールとしてまず更新タイミングを明確にし、商談後・契約締結時・案件終了時など顧客との接点が生じた際に必ず情報を更新するルールを作りましょう。


また、週次や月次で全体の棚卸しを行い、長期間接触のない企業のステータス確認や担当者変更などの情報更新を行います。更新の責任者を明確にすることも大切で、各顧客の担当営業が更新責任を持つのか事務担当者が一括管理するのかを決めておくと良いでしょう。


CRMやSFAなどのツールを活用すると更新履歴が自動で記録され、誰がいつ情報を変更したかを追跡できます。この管理方法でリストを常に最新の状態に保つことで、タイミングを逃さない営業活動ができます。

4.SES顧客リストを改善するための運用ポイント

この章では、入力ルールの統一と責任者設定、定期的な更新・確認の仕組みづくり、顧客リストと粗利管理の連動方法について解説します。

入力ルール統一と責任者設定による情報品質の向上

SES顧客リストの情報品質を高めるには、入力ルールの標準化と明確な責任体制の構築が重要です。入力ルールの統一では、企業名は正式名称で統一するか、電話番号にハイフンを入れるか、日付は西暦表記かといった細かなルールを文書化し、新しい担当者も素早く理解できるようにします。


責任者の設定では各顧客に主担当者を置き、情報更新の責任を持たせることでデータの更新漏れを防ぎます。また、リスト全体の品質を管理する責任者を置き、定期的に重複チェックやデータクレンジングを実施する体制を整理しましょう。


入力ルールと責任体を明確にすることで、顧客リストの管理方法の信頼性が増します。

定期的な更新・確認の仕組みづくり

SES顧客リストの価値を維持するためには、更新・確認作業を日常業務に組み込む仕組みが必要です。たとえば、週次ミーティングでリストの更新状況の確認時間を作ったり、月初に前月の商談結果を反映させる作業日の設定を行います。


CRMツールを導入している場合は、一定期間更新のない顧客データをアラートで通知する機能を活用すると更新漏れを防止できます。また、四半期ごとに大規模な棚卸しを実施し、休眠顧客化や担当者退職による連絡先変更、企業の統廃合などを確認・反映させましょう。


定期的な確認作業により常に最新かつ正確な情報が維持され、営業活動の精度が向上します。管理項目を必要最小限に絞り、効率的な管理方法で運用することが大切です。

顧客リストと粗利管理を連動させて収益性を可視化する方法

SES顧客リストを売上・粗利データと連動させることで、取引先ごとの収益性を確認し経営判断に活かせます。SES事業では取引先によって単価や粗利率が異なります。


顧客リストに契約単価、稼働人数、粗利率などの情報を紐づけて管理すると、どの取引先が収益に貢献しているかが理解できます。そのため、収益性の高い顧客との関係強化や粗利率の低い取引の見直しといった戦略的な判断が可能です。


この連動を実現するためには、顧客情報と案件情報、請求情報を一元管理できるシステムの導入が効果的です。Excelでの管理方法では限界があるため、SES特化型の管理ツールを活用するとリアルタイムに収益状況を確認できるでしょう。

5.クラウド化によるSES顧客リスト管理のメリット

この章では、クラウドツールを活用した顧客リスト管理のメリットを解説します。

リアルタイム共有で意思決定が速くなる

クラウド型の顧客管理ツールを導入すると、最新情報をリアルタイムに共有し素早い意思決定ができます。従来のExcel管理ではファイルを共有フォルダにアップロードするまで他のメンバーは最新情報を確認できませんでした。


クラウドツールでは情報を入力した瞬間に全メンバーが同じデータにアクセスでき、商談の最新状況や契約の変更内容をすぐに確認できます。外出先からスマートフォンやタブレットで情報を確認・更新できる点も大きなメリットです。


SES企業の営業活動では案件情報や要員情報が日々変動します。そのため、クラウドでSES顧客リストを一元管理すると営業担当者同士の連携がスムーズになり、重複営業の防止や迅速なマッチング対応が実現します。また、経営層もリアルタイムで売上状況を確認できるため、タイムリーな経営判断ができます。

過去の取引データを検索・再利用しやすくなる

クラウドツールでは過去の取引データが検索可能な形で蓄積され、営業活動が効率化していきます。Excelで管理していた場合、過去の取引履歴を探すには複数のファイルを開いて確認する必要があり時間と手間がかかりました。


クラウドツールでは企業名や担当者名、案件内容などのキーワードで瞬時に検索でき、必要な情報にすぐアクセスできます。過去の商談履歴や提案内容を参照するとより的確なアプローチができます。


また、蓄積されたデータを分析すると成約率の高い業種やリピート率の高い取引先の傾向などがわかります。データに基づいた営業戦略の立案により限られたリソースを効果的に配分できます。


過去のデータは企業にとって貴重な資産であり、SES顧客リストの管理方法としてそれを活用しやすい環境を整えることをおすすめします。

顧客情報が可視化され属人化を解消できる

クラウドツールによる情報の見える化は、属人化を無くすことができます。属人化した管理体制では担当者の不在時や退職時に顧客対応が滞るリスクがあります。


クラウドツールでSES顧客リストを一元管理すると誰でも必要な情報にアクセスでき、担当者が変わっても一貫した対応ができます。過去の商談経緯やクライアントの要望などの情報が引き継がれることで顧客との信頼関係を維持できます。


また、各担当者の営業活動状況が見えるようになるため、マネージャーはチーム全体の動きを確認しやすくなります。進捗が遅れている案件のフォローや成功事例の共有など、チームとしてのパフォーマンス向上にもつながります。


クラウド化による管理方法は単なる業務効率化にとどまらず、組織力の強化に貢献する重要な施策です。

6.SES顧客管理ツールのタイプと選び方

この章では、SES向け顧客管理ツールをタイプ別に整理し、自社に合ったツールの選び方を解説します。

バックオフィス業務を効率化するタイプを選ぶ

契約管理や請求業務の効率化を重視する場合、バックオフィス特化型のSES管理ツールが適しています。このタイプは契約書の作成・管理、請求書発行、超過控除の自動計算、入金確認といった事務作業を効率化できます。


SES特有の時間幅精算や合算請求、途中入退場といった複雑な契約形態にも対応しており、手作業による計算ミスや請求漏れを防止できます。


たとえば、従来40時間かかっていた月初の請求作業が3時間程度に削減できた事例もあります。インボイス制度や電子帳簿保存法への対応も多くのツールで実装されており、法令遵守の観点からも安心して利用できます。


請求業務の負担が大きい企業には、このタイプのSES顧客リスト管理方法がおすすめです。

営業・マッチング支援に強いタイプを選ぶ

営業活動の効率化や案件・要員のマッチング精度向上を目指す場合、営業支援機能が充実したタイプを選びましょう。このタイプは顧客情報管理、商談管理、案件・要員のマッチング、営業活動状況の見える化などの機能が付いています。


案件情報と要員のスキル情報を紐づけて管理し、条件に合う候補を自動で抽出・提案するため、マッチング業務の時間を削減できます。また、他社が公開している案件情報や要員情報を検索・閲覧できる機能を持つツールもあり、新規取引先の開拓に役立ちます。


営業担当者の活動状況や商談の進捗が見えるようになるため、チーム全体で情報共有が可能になり営業効率が良くなります。営業リソースが限られている中で成果を最大化したい企業には、このタイプのSES顧客リスト管理方法が効果的です。

自社の課題に合った機能を選定する

ツール選定ではSES顧客リスト管理における自社の課題を明確にし、その課題に対応した機能を持つ製品を選ぶことが重要です。


まず現状の業務フローを整理し、どの部分に最も課題があるかを洗い出しましょう。たとえば、請求業務のミスが多い場合はバックオフィス機能を重視し、営業活動の状況が見えにくい場合はCRM・SFA機能を重視します。複数の課題を抱えている場合は、契約管理から請求、営業支援まで一気通貫で対応できる統合型ツールを検討することをおすすめします。


また、料金体系や導入のしやすさも重要な選定基準です。ユーザー数に応じた課金か機能ごとの課金か、無料トライアルが可能かなどを確認しましょう。サポート体制も確認し、導入時のセットアップ支援や運用開始後の問い合わせ対応が充実しているかを見極めることが大切です。

7.SES企業向け顧客管理(CRM)ツールおすすめ8選【比較表付き】

この章では、SES企業向けの顧客管理(CRM)ツールを厳選して紹介します。各ツールの特徴、主な機能、料金を比較し、自社に最適なツール選びの参考にしてください。

FreelanceBase(フリーランスベース)

(出典:https://freelancebase.jp/)


FreelanceBase(フリーランスベース)は、フリーランスエージェント・SES企業向けの業務管理(CRM)ツールです。集客・契約・請求・人材管理をひとつのツールに集約し、SES事業に必要な機能を網羅しています。


人材・企業・案件・提案をすべて一元管理でき、スプレッドシートでの煩雑な管理から脱却できます。案件概要の自動作成や商談管理機能により、提案から成約までの流れを可視化し、進捗状況を組織全体で共有できます。


ノーコードでSEO対策済みの自社案件サイトを構築でき、フリーランスボード などの外部集客媒体とも連携可能です。さらに案件データベース「エンジニアダッシュ 」を通じて200件以上のエンド案件に直接提案でき、新規開拓の工数削減と売上向上が期待できます。


契約書・請求書は下請法、フリーランス保護新法、インボイス制度、電子帳簿保存法に対応しています。SES特有の時間幅精算や合算請求、途中入退場にも柔軟に対応し、作業報告書の自動回収依頼機能で月末の勤怠回収業務を効率化します。


導入時のセットアップ支援と定期コンサルティングは無料で提供され、200社以上の支援実績をもとに業務効率化や集客・営業戦略のアドバイスも受けることができます。

項目

内容

主な機能

・人材管理・タレントプール構築・進捗管理

・企業管理・商談管理

・案件管理・提案管理(案件概要の自動作成など)

・契約管理・稼働管理・延長確認

・請求・支払管理

・応募・集客管理(外部集客媒体連携、掘り起こし配信など)

・ノーコード案件サイト構築

・応募対応自動化・フォーム機能

料金

要問い合わせ

無料トライアル

要問い合わせ

SESクラウド

(出典:https://ses-cloud.jp/promo/)


SESクラウドはSES業務に特化したCRMツールで、マッチング機能と帳票管理機能を一元化しエンジニアの稼働率向上と業績拡大を支援します。


また、条件に合う要員・案件の自動マッチング検索や他社公開情報の閲覧による新規開拓支援、請求書・見積書などの書類作成機能に対応し業務負担を約1/3に軽減できます。

項目

内容

主な機能

・取引先・担当者管理

・要員・案件管理(PC/スマホ)

・マッチング検索(自社+他社公開情報の検索・閲覧)

・帳票作成・PDF送付(見積・注文・請求・注文請)

料金

初期費用:50,000円

月額費用:10,000円

無料トライアル

1ヶ月無料トライアルあり

事務SOL

(出典:https://www.jimusol.net/)


事務SOLは中小SES企業向けのクラウドERPシステムで、案件管理から請求書作成、給与計算、経営分析までSES顧客リスト管理に必要な機能を統合しています。


また、超過控除の自動精算や契約情報からの請求金額自動計算、派遣契約書類の出力に対応し、シンプルな操作性と1ユーザー無料で導入ハードルが低いことが特徴です。

項目

内容

主な機能

・取引先・案件・スタッフ管理

・請求・支払・入出金・経費管理

・勤怠・給与管理

・経営分析・レポート

料金

初期費用:0円

月額費用:9,800円

無料トライアル

無料契約(1ユーザー付き)で利用可能

その他おすすめツール5選

ツール名

主な機能

料金

無料トライアル

Fairgrit

・勤怠管理・申請承認

・契約管理

・請求書発行・入金確認

・要員提案・進捗管理

初期費用:0円

月額費用:55,000円〜

要問い合わせ

SESコンパス

・受発注・契約管理

・見積・注文・請求など帳票の自動発行

・売上・仕入れ・利益管理

・営業管理(行動支援・KPI管理など)

初期費用:100,000円〜

月額費用:6,000円〜

無料トライアル

請求ナビ

・請求書作成(超過・控除の自動計算)

・入出金管理(CSV取込)

・顧客管理(CRM)

・営業支援(SFA)・売上管理

初期費用:0円

月額費用:3,000円

90日間無料

fapi

・スキル管理

・アサイン検討・要員検索

・業務経歴表のExcel出力

・レポート・分析

初期費用:500,000円

月額費用:800円/人

あり

ようかん

・要員稼働状況・空き要員管理

・要員マッチング

・売上・粗利の確認

・技術経歴書の作成

初期費用:30,000円〜

月額費用:7,000円/ユーザ

30日間無料

各ツールは勤怠管理・契約処理・請求業務・スキル管理など異なる強みを持つため、自社の課題と規模に応じて選定してください。

8.クラウド導入時の注意点と選定の視点

この章では、クラウドツール導入時に押さえておくべき注意点を解説します。

権限設定とセキュリティ対策を徹底する

クラウドツール導入時には、アクセス権限の設定とセキュリティ対策を最優先で検討する必要があります。


SES顧客リストには取引先の連絡先や契約情報など機密性の高いデータが含まれており、誰でも自由にアクセス・編集できる状態では情報漏洩や不正アクセスのリスクが高まります。閲覧権限と編集権限を分け、必要最小限の担当者のみがデータにアクセスできるよう設定しましょう。


具体的なセキュリティ対策としては、強固なパスワードの設定と定期的な変更、二要素認証の導入、アクセスログの記録と監視、データの暗号化などがあります。また、ツール提供企業のセキュリティ体制や第三者認証(ISO27001など)の取得状況も確認しておくと安心です。


個人情報保護法への対応も含め、この管理方法では法令遵守の観点からも万全の対策を講じます。

データ移行前に情報整理を行う

新しいクラウドツールへのデータ移行前に、既存データの整理・クレンジングを実施することが重要です。Excelやスプレッドシートで管理していたデータをそのまま移行すると、重複データや不正確なデータ、古くなった情報もそのまま引き継がれてしまいます。


新しいツールで効果的に運用するには移行前にある程度データを整理していきましょう。具体的には重複データの削除、表記ゆれの統一、長期間更新のないデータの精査、不要な項目の削除などを行います。


また、新しいツールの項目設計に合わせて既存データのフォーマットを調整する作業も必要です。この整理作業は手間がかかりますが、SES顧客リストの管理方法として移行後のデータ品質を左右する重要なステップです。


ツール提供企業の導入支援サービスを活用できる場合は、データ移行のサポートを受けることをおすすめします。

SES特化型ツールと汎用ツールの違いを理解する

SES顧客リスト管理のツール選定では、SES業界に特化したツールと汎用的なCRM・SFAツールの違いを理解した上で判断することが大切です。


汎用的なCRM・SFAツール(Salesforce、kintone、HubSpotなど)は幅広い業種に対応できる柔軟性があり機能も豊富です。ただし、SES特有の業務フロー(時間幅精算、超過控除計算、派遣契約書類の作成など)には標準で対応しておらず、カスタマイズや追加開発が必要になる場合があります。


一方で、SES特化型ツールはSES企業の業務に必要な機能があらかじめ実装されているため、導入後すぐに活用できるでしょう。時間幅精算や派遣法に準拠した書類作成など業界固有の要件に対応している点が大きなメリットです。


なお、SES以外の事業も展開している場合は汎用ツールの方が適していることもあり、自社の事業内容と業務フローを踏まえて最適な管理方法を選定します。

9.まとめ

SES企業の顧客リスト管理は、営業効率や収益性に直結する重要な業務基盤です。

Excelでの管理に限界を感じている、情報が属人化して経営判断が遅れている、といった課題を抱えている場合は、管理方法の見直しが事業成長の良い機会となります。


まずは自社の顧客リストを棚卸しし、どこに課題があるかを明確にすることから始めてください。入力ルールの統一や更新責任者の設定など、運用ルールの整備だけでも改善効果は得られます。


さらにクラウドツールの導入を検討する際は、無料トライアルで操作感を確かめながら自社に合った製品を選定することをおすすめします。


SES業界では人材獲得競争が激化しており、顧客との関係構築や案件対応のスピードがますます重要になっています。顧客リスト管理の改善は、こうした競争環境を勝ち抜くための基盤です。この機会に自社の管理体制を見直し、事業成長への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。


本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

SES顧客リストの管理方法を見直し!基礎知識から運用ルール、脱エクセルを実現する最新ツール8選までに関するよくある質問

データの重複や更新漏れが発生しやすく、情報の属人化を招く恐れがあります。また同時編集ができないためバージョン管理が混乱し、データ量が増えると検索に時間がかかる点も課題です。さらに、社外への持ち出しによる情報漏洩のリスクも高まります。
基本情報のほか、取引先種別、契約形態、案件分野、支払条件、精算方法などを記録すべきです。これらを整備することで、営業活動だけでなく複雑な精算を伴う請求業務の効率も向上します。ただし負担軽減のため、自社に必要な項目を精査することが大切です。
営業部門は開拓やフォローに、管理部門は契約書作成や請求業務に活用します。経営層はリストを基に売上分析や収益予測を行い、取引先ごとの粗利率を確認して経営判断に役立てます。各部門のニーズを満たす管理体制を設計することで、生産性が向上します。
新規開拓先はエンドクライアント、大手SIer、パートナーSES企業の3種類に分類されます。自社の強みを整理した上でアプローチ先を決め、取引先タイプごとに管理すべき情報を分けて設計することで、長期的な関係構築や効率的な営業活動が可能になります。
商談後や契約締結時など、顧客接点が生じた際に必ず更新するルールを定めます。加えて、週次や月次で全体の棚卸しを行い、未接触企業の状況確認や担当者変更を反映させます。誰がいつまでに更新するかという責任者を明確にすることも運用には不可欠です。
情報を入力した瞬間に全メンバーでリアルタイムに共有でき、迅速な意思決定が可能になります。外出先からスマホ等で更新できるため、営業同士の連携もスムーズです。また、過去の取引データが検索しやすくなり、蓄積された資産を次の営業戦略に活用できます。
クラウドツールで情報を一元管理し、誰でも必要な情報にアクセスできる環境を整えることが有効です。過去の商談経緯や要望が可視化されれば、担当者の交代時もスムーズに引き継げます。マネージャーもチーム全体の進捗を把握し、的確なフォローができます。
SES特有の時間幅精算や超過控除計算、途中入退場に伴う複雑な処理を自動化できるのが特徴です。請求書作成の手間を大幅に削減し、手作業によるミスや請求漏れを防止します。インボイス制度などの最新法令に対応しているツールも多く、事務負担を軽減できます。
閲覧・編集権限を適切に設定し、必要最小限の担当者のみがアクセスできるようにします。二要素認証の導入やアクセスログの監視、データの暗号化も重要です。また、ツール提供企業が第三者認証を取得しているかなど、管理体制の確認も推奨されます。
既存データの整理・クレンジングが不可欠です。重複の削除、表記ゆれの統一、不要な情報の精査を行い、データ品質を高めてから移行します。新しいツールの項目に合わせてフォーマットを調整することで、導入直後から効果的な運用を開始できるようになります。

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この記事の監修者

SES Labo 編集部
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